2025.04.23
【環境教育】蒲郡東部小学校で“CO2の利活用”に関する出張授業を行いました!
【環境教育】蒲郡東部小学校で“CO2の利活用”に関する出張授業を行いました!

こんにちは。地元CO2ブランディング担当かねまきです。
時間が経ってしまいましたが、2025年2月12日に蒲郡市の東部小学校で小学6年生53名を対象に「CO2の利活用」に関する出張授業を行いましたのでその内容をレポートします!
「CO2は本当にワルモノ?」
みなさんは「二酸化炭素(以下CO2)」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?
多くの人が「環境に悪い」「減らさないといけないもの」と思っているのではないでしょうか。
今回の出張授業では、一般的にはワルモノというイメージをもたれがちなCO2に関して、「実はCO2も使い方次第では役立つ資源になるんだよ!」という新しい視点を子どもたちに伝えることを目的にしました。

今回の講師は、蒲郡での実証実験のリーダーをしている田中さんが担当しました。
授業の最初は、CO2についてのおさらいからスタートしました。

「二酸化炭素ってどこから生まれたか覚えている?」
「二酸化炭素ってどんな性質を持っていたかな?」
といった私たちからの質問に対して、子供たちは積極的に手をあげて答えてくれました。

「人が息をすると出る!」
「火をつけると発生する!」
「牛のゲップから出るって聞いたことがある」
「植物の呼吸からも出る!」
など、普段の授業で学んだことをしっかり覚えていて、たくさんの意見が飛び交いました。
「体験しながら学ぶ!ペットボトル実験」
CO2の基本を理解したあとは、いよいよ「CO2を活用する」体験授業へ。
今回はペットボトルをへこませる実験を行いました。

実験の手順
- 水を入れたペットボトルにCO2を注入
- フタをしっかり閉めて振ると・・・あれ?へこんだ!
- フタを開けると・・・へこみが戻った!
- もう1度CO2を注入して、振ってみると・・・あれ、さっきよりへこまない!
実験の結果に、子どもたちも大興奮。
ペットボトルがへこむ様子から、目に見えないCO2が水に溶けることを体感し、「うまく使えばCO2も役に立つのかも」ということを学んでもらいました。

授業を終えて - 子どもたちの感想
授業の最後に、子どもたちに感想を聞いてみました。
「二酸化炭素は減らすしかないと思っていたけど、使い道もあると知った」
「二酸化炭素って悪いだけじゃないんだね」
など、さまざまなコメントをもらいました。
「CO2は環境に悪い」という話が先行しがちですが、今回の出張授業を通じて「CO2を活用する」という新たな視点を持ってもらえたようです。
東部小学校6年生の皆さん
年度末が近づきお忙しい中、私たちの出張授業を聞いていただきありがとうございました!