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例えば、工場でどうしても生まれてしまうCO₂。
「減らさなければ」とわかっていても、
いきなりゼロにはならないものです。 -
私たちは、柔軟な解決策を提案します。
それは、地元で排出されたCO₂を、
地元で再活用すること。 -
CO₂を適切に回収して農家に届ければ、
野菜や果物を育てるのに役立てることもできます。
あなたが今日食べたみかんは、
地元のCO₂で育てられたものかもしれません。 -
当たり前のように、
地元内でCO₂を「ゆうずう」し合う。
そんな社会を目指していきませんか。
地域のつながりでカーボンニュートラルを目指す。
主役は、地元の皆さんです。
Movie
地元CO₂が目指す世界
排出されるCO₂を資源として捉えて、必要とされる場所に届けて再活用します。
地元のあちこちで「CO₂のゆうずう」が活発に起こり、人々のつながりも強くなるように。
環境負荷を減らすことはもちろんですが、それよりもまず人々の暮らしを豊かにすることを
考え、楽しみながらこの活動を広げていきたいと考えています。
CO₂を回収する技術
私たちは、工場などに設置したボイラの
排気ガスからCO₂を⾼濃度で回収する
「CO₂回収装置」を開発しました。
回収したCO₂は、地域の様々な場面で
再活用されます。
地元CO₂で、
例えばこんなこと
地元の新しい特産品に。
海藻類の育成にCO₂を活用することで、これまでよりも収穫量を多くできる可能性があります。さらに、育てた海藻を貝類の餌にすることで、アワビやトコブシなどの⾼級食材が効率よく育ち、地元の新しい特産にすることができるかもしれません。CO₂をきっかけにして、地産地消を促すことにもつながります。
ジーンズに⽣まれ変わる。
CO₂を活用して育てたハウスみかん、その食べ終わったあとの皮を回収してジーンズなどの素材に活用できるかもしれません。そのジーンズが完全に廃棄されるまで待機中にCO₂は放出されず固定化することができます。未利用資源の活用も視野に⼊れて、循環のサイクルを回していきます。
こんなところにも、
地元CO₂
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貝殻や卵の殻などの未利用資源をCO₂で硬化させ、ブロックなどの建材に
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廃棄される貝殻などの石灰を活用し、紙などの素材にアップサイクル
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CO₂と水素を結合させ、次世代のエネルギーになる合成燃料を製造
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CO₂の利用が拡がれば、
自宅での水耕栽培もあたりまえに -
地元で採れた果物をフレーバーにして、CO₂を活用した地ビールを製造
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ドライアイスを製造し、作物の鮮度維持や農作業の快適化に貢献
Contact
「地元CO₂」プロジェクトは、自治体や企業のパートナーの皆さまだけでなく、
一般の方々とも一緒に進めていきたいと考えています。
取り組みへのご質問、ご意見などお気軽にお寄せくださいませ。
ご意見・お問い合わせは下記から
日本特殊陶業 地元CO₂広報担当(印牧宛)
お問い合わせメールアドレス :
ayaka.kanemaki@niterragroup.com
「地元CO₂」は、CO₂の回収、再資源化を実現し、
地域での再活用を推進する「地域CCU プロジェクト」に
よって支えられています。