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例えば、工場でどうしても生まれてしまうCO₂。
「減らさなければ」とわかっていても、
いきなりゼロにはならないものです。 -
私たちは、柔軟な解決策を提案します。
それは、地元で排出されたCO₂を、
地元で再活用すること。 -
CO₂を適切に回収して農家に届ければ、
野菜や果物を育てるのに役立てることもできます。
あなたが今日食べたみかんは、
地元のCO₂で育てられたものかもしれません。 -
当たり前のように、
地元内でCO₂を「ゆうずう」し合う。
そんな社会を目指していきませんか。
地域のつながりでカーボンニュートラルを目指す。
主役は、地元の皆さんです。
Movie
地元CO₂が目指す世界


















排出されるCO₂を資源として捉えて、必要とされる場所に届けて再活用します。
地元のあちこちで「CO₂のゆうずう」が活発に起こり、人々のつながりも強くなるように。
環境負荷を減らすことはもちろんですが、それよりもまず人々の暮らしを豊かにすることを
考え、楽しみながらこの活動を広げていきたいと考えています。
CO₂を回収する技術

私たちは、工場などに設置したボイラの
排気ガスからCO₂を⾼濃度で回収する
「CO₂回収装置」を開発しました。
回収したCO₂は、地域の様々な場面で
再活用されます。
Note
最新情報はこちらから
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【環境教育】蒲郡東部小学校で“CO2の利活用”に関する出張授業を行いました!
こんにちは。地元CO2ブランディング担当かねまきです。 時間が経ってしまいましたが、2025年2月12日に蒲郡市の東部小学校で小学6年生53名を対象に「CO2の利活用」に関する出張授業を行いましたのでその内容をレポートします! 「CO2は本当にワルモノ?」 みなさんは「二酸化炭素(以下CO2)」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか? 多くの人が「環境に悪い」「減らさないといけないもの」と思っているのではないでしょうか。 今回の出張授業では、一般的にはワルモノというイメージをもたれがちなCO2に関して、「実はCO2も使い方次第では役立つ資源になるんだよ!」という新しい視点を子どもたちに伝えることを目的にしました。 今回の講師は、蒲郡での実証実験のリーダーをしている田中さんが担当しました。 授業の最初は、CO2についてのおさらいからスタートしました。 「二酸化炭素ってどこから生まれたか覚えている?」 「二酸化炭素ってどんな性質を持っていたかな?」 といった私たちからの質問に対して、子供たちは積極的に手をあげて答えてくれました。 「人が息をすると出る!」 「火をつけると発生する!」 「牛のゲップから出るって聞いたことがある」 「植物の呼吸からも出る!」 など、普段の授業で学んだことをしっかり覚えていて、たくさんの意見が飛び交いました。 「体験しながら学ぶ!ペットボトル実験」 CO2の基本を理解したあとは、いよいよ「CO2を活用する」体験授業へ。 今回はペットボトルをへこませる実験を行いました。 実験の手順 水を入れたペットボトルにCO2を注入 フタをしっかり閉めて振ると・・・あれ?へこんだ! フタを開けると・・・へこみが戻った! もう1度CO2を注入して、振ってみると・・・あれ、さっきよりへこまない! 実験の結果に、子どもたちも大興奮。 ペットボトルがへこむ様子から、目に見えないCO2が水に溶けることを体感し、「うまく使えばCO2も役に立つのかも」ということを学んでもらいました。 授業を終えて - 子どもたちの感想 授業の最後に、子どもたちに感想を聞いてみました。 「二酸化炭素は減らすしかないと思っていたけど、使い道もあると知った」 「二酸化炭素って悪いだけじゃないんだね」 など、さまざまなコメントをもらいました。 「CO2は環境に悪い」という話が先行しがちですが、今回の出張授業を通じて「CO2を活用する」という新たな視点を持ってもらえたようです。 東部小学校6年生の皆さん 年度末が近づきお忙しい中、私たちの出張授業を聞いていただきありがとうございました!
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【イベントレポート】NOMURA OPEN LAB 2025に出展しました!
こんにちは。地元CO2ブランディング担当かねまきです。2025年2月3日に乃村工藝社で開催された「NOMURA OPEN LAB 2025」に出展いたしましたので、出展の様子をレポートいたします! NOMURA OPEN LAB 2025とは? このイベントは、乃村工藝社の未来創造研究所が主催する空間デザインの未来について研究・交流する場です。開催期間は2025年1月24日(金)~2月7日(金)。メイン会場は乃村工藝社内にあるCreative Lab.で、空間に関する最新技術やサステナブルな取り組みが紹介されました。私たちも「CO2吸収タイル」を主に展示し、多くの方と交流することができました! 出展の目的 今回のイベントテーマは「空間の未来」。私たちは、CO2を吸収する次世代タイルをメインに展示しました。通常、タイルは1000℃以上の高温で焼かれますが、私たちのタイルは焼かずに固めることでCO2を吸収し、さらには製造時のCO2排出をゼロに抑えられる画期的な技術です。また、タイル6畳分で杉の木1~4本分/年のCO2を吸収するという環境に優しい特徴もあります。今回の出展では、✅Niterraの地元CO2に関する取り組みやCO2吸収タイルの特性を知ってもらう✅新たなパートナー企業との出会いを見つける✅未来の空間デザインに貢献できる可能性を探ることを目的に、2月3日の「サステナブルデザインの日」にブース出展とトークセッションを行いました。 出展のようす ブースには乃村工藝社の方々をはじめ、サステナブルな素材開発やアップサイクルな製品に関心のある方々がたくさん来場! 「焼かないでどうやってタイルをつくるの?」と驚かれる方が多く、技術の説明に熱が入りました。また、「CO2を資源として使うって面白いね」という声もあり、私たちのCO2でミライをつくるというコンセプトに共感していただき、話が広がりました。 トークセッションも大盛況 ! 最後のトークセッションでは、タイル開発担当の岡田が登壇し、「CO2の地産地消とは?」「CO2吸収タイル開発の想い」「活動の未来の展望」について熱く語りました!サステナブルな素材に関心のある参加者も多く、終了後には「今後何か一緒にできたらいいですね」という声もいただきました。 これからも活動を広げていきます! 今回の出展を通して、CO2吸収タイルの可能性を改めて実感しました。今後もさまざまなイベントに参加しながら、多くの方とつながりをつくっていきたいと思います! 次回の出展情報 3月 「サステナブル・ブランド国際会議2025」東京・丸の内イベント詳細はこちらhttps://sb-tokyo.com/2025/
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Project
地元CO₂で、
例えばこんなこと

地元の新しい特産品に。
海藻類の育成にCO₂を活用することで、これまでよりも収穫量を多くできる可能性があります。さらに、育てた海藻を貝類の餌にすることで、アワビやトコブシなどの⾼級食材が効率よく育ち、地元の新しい特産にすることができるかもしれません。CO₂をきっかけにして、地産地消を促すことにもつながります。

ジーンズに⽣まれ変わる。
CO₂を活用して育てたハウスみかん、その食べ終わったあとの皮を回収してジーンズなどの素材に活用できるかもしれません。そのジーンズが完全に廃棄されるまで大気中にCO₂は放出されず固定化することができます。未利用資源の活用も視野に⼊れて、循環のサイクルを回していきます。
こんなところにも、
地元CO₂
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貝殻や卵の殻などの未利用資源をCO₂で硬化させ、ブロックなどの建材に
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廃棄される貝殻などの石灰を活用し、紙などの素材にアップサイクル
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CO₂と水素を結合させ、次世代のエネルギーになる合成燃料を製造
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CO₂の利用が拡がれば、
自宅での水耕栽培もあたりまえに -
地元で採れた果物をフレーバーにして、CO₂を活用した地ビールを製造
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ドライアイスを製造し、作物の鮮度維持や農作業の快適化に貢献
Contact
「地元CO₂」プロジェクトは、自治体や企業のパートナーの皆さまだけでなく、
一般の方々とも一緒に進めていきたいと考えています。
取り組みへのご質問、ご意見などお気軽にお寄せくださいませ。
ご意見・お問い合わせは下記から
日本特殊陶業 地元CO₂広報担当(印牧宛)
お問い合わせメールアドレス :
ayaka.kanemaki@niterragroup.com

「地元CO₂」は、CO₂の回収、再資源化を実現し、
地域での再活用を推進する「地域CCU プロジェクト」に
よって支えられています。